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粉砕型毒舌コラム―「ちゃぶ台クラッシュ!!R」

小田さくらの歌が素晴らしい

14歳の少女に「歌の本質」を改めて教えられた―――。
これが《心に届く歌声》だ―――。


8月22日にモーニング娘。ファンクラブ限定で行われた11期メンバー小田さくらのソロイベント、 『さくらのしらべ』の模様が9月4日(水)にYouTube公式動画にアップされ、絶賛のコメントが相次いでいる。
現在11万DLを超え、彼女の実力に気付けなかったファンも次々サイトを訪れ絶賛へと変わっている。

「ここまで歌えるとは思わなかった!」「泣いてしまった・・・。」
「アルバムを出して欲しい。」
・・・といったコメントが多く見られる。

私に言わせれば「今頃気づいたか?!」であるけれど(笑)、気づいて貰えれば結構。
是非あなたにも聞いて欲しい。

小田さくらソロイベント~「息を重ねましょう」


厳密に言えば、技術的にはまだまだ途上であるが、そう感じるのはこの娘の先に見える伸びしろが大きいことの証明でもある。
そしてなによりも、心に響く―――。  

第二弾9月12日(木)アップ
小田さくらソロイベント~「気がつけばあなた」


YouTubeのコメント欄を見れば判る通り多くの方が賞賛するのは
彼女の声質である。
歌手と声質について、小室哲哉氏が述べている。


小室哲哉 「罪と音楽」より

「シンガーの声質が肝心。オーディションの合否を決めるのに3分間も歌を聴く必要は
ない。極論すると、「はじめまして」と 挨拶をした時点で、もう5割方は決まってい
る。・・・三輪明宏さんの声質なら、 あらゆる音楽プロデューサーが10秒以内に合格
の札を上げる。美空ひばりさんや 松田聖子さんなら、歌い始めた瞬間、合格決定。
声の倍音構成があまりにも素晴らしいからだ。 たとえば、「ドー」を発生したとき、
1オクターブ上のド、さらにドに対してハーモニーを構成するミやソの音が聞こえてく
る声がある。それは倍音構成の素晴らしい声だ。
歌手を夢見る人たちも、・・・最初の段階で「×」なら、もういくら努力しても無理だ
。次の段階へは進めない。音楽の勉強や歌唱トレーニングをすると、音痴はある程度解
消できる。それなりのリズム感も身につく。しかし、声質だけはどうしようもない。
仕事柄、過去に何万人という歌手志望の人の歌を聴いてきた。 オーデションの審査員
席にも何百回と座った。いつも基準は同じだ。聴くのは声質。「そこだけ」といっても
いいくらい集中する。」


~~~~~~~~~~~~~~~~~

モーニング娘。11期メンバー決定!!


彼女の第一声の挨拶で、「これは来た!」と感じ、歌いだした瞬間、「娘。勝った!!」と思った(笑)。つんく氏でなくとも私でも判る(笑)くらい素晴らしい声質である。

つんく氏がツイッターでオーディションの状況を「ピコーン!もはやワロタレベルw」といったのはこの事だ。多くのファンがこの時のセリフの意味を今ようやく理解したところであろう。

モーニング娘。は9月14日で満16歳になった。
アイドル嫌いだった私が嵌った唯一のアイドルは3年後に欧米を含む世界ツアーを敢行すると予想している。2009年のロサンゼルス、2010年のフランス公演を超えて世界一の女性グループになって欲しい。それが出来るのは日本ではモーニング娘。だけだ――。
by kyo_hoshino | 2013-09-15 15:40 | ハロプロ/モーニング娘。
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インディ・ミュージシャンKYOが贈る、音楽に限らない世間四方山のひん曲がった事象をぶった斬る猪突猛進コラム。

by kyo_hoshino
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